帰化申請の申請代行でおすすめの行政書士とは?
インターネットで「帰化申請 行政書士」と検索すると,実に様々な行政書士事務所がヒットします。
その中で,どの行政書士事務所との相性が良いか知る事は容易ではありません。
その理由は,具体的にどういう事務所で,どういうサービスを提供しているのか,インターネットで開示されている情報だけでは判然としないからです。
帰化申請の申請代行と一括りに言っても,提供する業務のレベルには事務所によって差異があります。
そこで,本ページでは,帰化申請の申請代行でおすすめの行政書士について,同業者目線で記載しました。
また,当社の帰化申請の業務内容について,最後に記載しています。
本ページが,これから行政書士へ帰化申請の申請代行を依頼されようとする方の参考になれば幸いです。
Index
1.帰化申請の申請代行を依頼するなら,こんな行政書士がおすすめです!
帰化申請の申請代行を行政書士へ依頼しようと思った時,何を決め手にすれば良いのでしょうか。
帰化申請は,行政書士が案件をお受けしてから結果が出るまで,おおよそ1年くらいの時間を要します。
そのため,例えば値段が安いとか,家から近いという理由だけで行政書士を選んでしまうと,場合によっては1年間も後悔することになってしまいます。
そこで本チャプターでは,帰化申請の申請代行でおすすめの行政書士を同業者目線で記載しています。
ぜひ,帰化申請を依頼する際の参考にしてください。
①帰化申請の申請実績が十分にある行政書士がおすすめ
全国の帰化申請の年間申請件数は,約1万件ほどです。
帰化申請は,行政書士が関与する業務の中では,それほど申請件数が多い業務ではありません。
また,中にはご自身で帰化申請をされる強者もおられるので,ビザ申請に比べると,帰化申請に関与している行政書士は多くはない印象です。
そのため,国際業務は扱っているが,実は入管へのビザ申請がメインで,帰化申請についてはあまり経験がない,ということもあり得るのです。
帰化申請は,日本国籍を取得するための申請ということもあり,法務局の審査は非常に細部にまで及びます。
また,現在お持ちの国籍によっては,特殊な手続きが必要になることもあります。
たまに誤解があるのは,行政書士は単に書類を代わりに収集したり,作成したりする役割だけと思われている方がいらっしゃいますが,それは間違いです。
収集した書類から帰化申請に必要となる情報を読み解くことや,お客様からヒアリングした事実からネガティブな事情がある場合に,許可要件から逆算してコンサルティングする能力が帰化申請の業務における行政書士の大きな役割です。
この全体を俯瞰して業務を進める能力が,帰化申請の経験値とリンクするのです。
そのため,帰化申請の申請実績が十分にある行政書士をおすすめします。
②帰化申請に必要な公文書の収集代行をしてくれる行政書士がおすすめ
帰化申請に必要となる公文書収集は,一般の方にとっては非常にハードルが高いものです。
帰化申請に添付する書類は,一つの役所のみで書類収集ができるわけではなく,市区町村役場,税務署,法務局,年金事務所,法務省,都道府県公安委員会など,実に多くの役所に出向く必要があるのです。
帰化申請を行政書士に依頼した場合でも,“書類収集はお客様で!”という行政書士事務所もあります。
少しでも費用を抑えたいという方にはお勧めですが,想像よりも公文書の収集は大変です。
そのため,せっかく行政書士に帰化申請を依頼するのであれば,公文書の収集代行もしてくれる事務所をおすすめします。
この点は,費用との兼ね合いになりますので,一度検討してみてください。
③スケジュール,役割,費用について明確な行政書士がおすすめ
既に帰化申請を別の行政書士へ依頼している方から,当社へ鞍替えしてご依頼いただくケースがあります。
そのほとんどが,「思うように帰化申請の業務が進んでいない。」という理由です。
行政書士と依頼人のこのようなギャップを防ぐためには,帰化申請の案件をお受けする際のスケジュールの共有が必須です。
したがって,事前にスケジュール共有をしてくれない行政書士は,おすすめしません。
反対に,進捗報告を小まめにしてくれる行政書士はおすすめです。
次に,行政書士は帰化申請の業務をどこまでしてくれるのか,依頼者は何をしなければならないのか,この点を依頼時に明確にしてくれない行政書士は,おすすめしません。
“あれっ,これも自分で準備しなければいけないの?”と後で思うことが無いように,帰化申請を依頼する際,行政書士がどこまでしてくれるのか明確にしておきましょう。
この点が曖昧な場合には,業務全体を俯瞰出来ておらず,帰化申請に不慣れな行政書士の可能性もあります。
最後は,帰化申請の申請代行を依頼した場合の費用です。
帰化申請の費用については,帰化申請に掛かる費用を徹底検証! に詳しく記載していますので,宜しければご覧ください。
特に,追加費用の有無については,事前に確認しておくのが重要です。
上記まとめて記載しましたが,スケジュール,役割,費用が明確な行政書士はおすすめです。
④帰化申請とあわせて訳文作成も依頼できる行政書士がおすすめ
帰化申請の場合には,訳文作成が発生するのが一般的です。
ちょっとしたことなのですが,この訳文についても,帰化申請とまとめて依頼できる行政書士がおすすめです。
内製で訳文を作成できる事務所は多くありませんが,内製でできるに越したことはありません。
また,訳文作成を自分でしたり,翻訳会社を自分で探すのは,翻訳能力や翻訳金額の相場もわからないことから,なかなか大変です。
さらに言えば,帰化申請や国際業務を専門としている行政書士事務所であれば,翻訳会社との提携をしているのがほとんどです。
そのため,帰化申請に必要となる訳文についても,あわせて依頼できる行政書士がおすすめです。
⑤帰化申請が許可された後の手続きについても案内してくれる行政書士がおすすめ
帰化申請が許可されると官報に掲載されます。
その後,1週間程度で法務局の担当者から連絡があり,法務局において「帰化者の身分証明書」を受領し,市区町村役場に「帰化届」を提出することになります。
手続きはそれで終わりではなく,その後,従前の国籍によっては国籍喪失のための手続きを行ったり,国籍が変更したことによる諸々の手続きが生じます。
帰化申請を行政書士に依頼する際には,許可を取得することに意識が集中してしまいがちですが,お客様ご自身も帰化申請の全体を見渡す意識を持つことは重要です。
帰化申請は許可を取得すれば終わりではありません。
そのため,帰化申請の許可後の手続きについても,案内してくれる行政書士がおすすめです。
⑥帰化申請の申請同行をしてくれる行政書士がおすすめ
本事項は,帰化申請の許否判断に関わる本質的な部分ではありませんが,これまでの当社のデータによると,ほとんどの方が帰化申請の同行を希望されています。
帰化申請は,一生に一回だけの手続きです。
そのため,何度も経験することは想定されません。
誰でも初めてのこと,また人生の大きな転機となる帰化申請に一人で行くのは心細いものです。
こんな時,経験豊富な行政書士が帰化申請に同行して,これまでの経験に基づくアドバイスをしてくれると心強くないですか?
この点については,お客様のお考えによるところもありますが,個人的には帰化申請の申請同行をしてくれる行政書士はおすすめです。
2.行政書士法人第一綜合事務所の帰化申請の申請代行業務のご紹介
上記のチャプターでは,おすすめの行政書士について記載してきました。
本チャプターでは,帰化申請の申請代行業務について,当社の特徴をご紹介させていただきます。
- 国際業務を専門に取扱いしており,年間約5000件のご相談をいただいております(弱点は,国際業務以外の業務は取り扱っていないということです…。)。
- 2010年の開業から,国際業務に特化していますので,これまで数多くの帰化申請の許可実績があります。
- 行政書士資格を持つメンバーが10名近く所属しています。帰化申請の事例についても社内で共有しているため,たくさんの知識の蓄積があります。
- 税理士,社会保険労務士,弁護士など各士業者と連携しており,帰化申請の手続きで諸手続きが必要となった場合でも,ワンストップで業務を進めることができます。
- ご依頼の際には,必ず事前にお見積りをご提示して,お客様ご納得の上で業務を開始します。また,追加費用が掛かることはありません。
- 万が一,当社の見立て違いで帰化申請が不許可になった場合には,報酬全額をご返金しております。
- 帰化申請をご依頼の際には,業務開始前に申請予定時期,許可までのスケジュールをご提示しますので,お客様も安心して,帰化申請を進めることができます。
- 帰化申請に必要な書類は,取得可能なものは全て当社で取得します。お客様にお願いする書類は,お客様しか取得できない書類ですので,ご安心ください。
- 英語,中国語,ベトナム語は,内製で翻訳していることから,一般より安く翻訳をご提供することが可能です(その他の言語には対応していませんが,翻訳会社と提携していますので翻訳は可能です。)。
- 帰化申請に関する要件を事前にしっかりヒアリングしますので,取り下げや不許可になることはほぼありません。
- 大阪,兵庫,京都,滋賀,奈良,和歌山,三重の法務局まで必ず申請同行しています。
- 帰化申請のご相談は,無料で承っております。
3.帰化申請の申請代行でおすすめの行政書士とは?
本ページでは,帰化申請の申請代行でおすすめの行政書士をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
日本には,約5万人の行政書士が存在しています。
そのうち,帰化申請を専門で扱う行政書士は多くはありません。
帰化申請は人生に一度きりの手続きです。
帰化申請する動機は百人百様。
だからこそ,私たちはお客様がなぜ帰化申請をしようと思ったのか,という気持ちを大切にしたいと考えています。
帰化申請は,案件を進め始めてから許可されるまで,約1年の時間を要します。
また,帰化申請が許可された後においても,諸々の手続きが発生することは上述のとおりです。
行政書士選びに失敗することが無いよう,本ページを参考にしてみてください。
帰化申請を依頼する行政書士に何を求めるかは,お客様次第です。
実績,専門性,値段,距離,人柄,規模など様々あるかと思います。
本ページが参考となり,お客様にマッチする行政書士との出会いに繋がれば幸いです。