依田 隼弥

配偶者ビザの申請代行でおすすめの行政書士とは?

配偶者ビザの申請代行を取り扱う行政書士は,数多くいます。
そのため,何を基準に行政書士を選べば良いのか,お困りの方も多いのではないでしょうか。
本ページでは,配偶者ビザを扱う行政書士から見て,おすすめの行政書士をご説明いたします。
最後に,私たち行政書士法人第一綜合事務所の配偶者ビザ申請の業務紹介もありますので,ぜひご覧ください。

1.配偶者ビザを依頼するなら,こんな行政書士がおすすめです!

配偶者ビザを依頼する場合に,どのような基準で行政書士を選べば良いのでしょうか。
本チャプターでは,これから行政書士へ配偶者ビザの申請代行を依頼しようとされている方へ向けて,同業者から見た“おすすめの行政書士”について記載していきます。

①配偶者ビザの申請実績が十分にある行政書士がおすすめ

国際業務を取り扱う行政書士は数多くいますが,国際業務以外にも,行政書士は1万種類以上と言われる申請業務に携わることができるため,その専門分野も様々です。
お医者さんで例えると,眼科の名医でも,外科分野は専門外ということを想像してもらえるとご理解いただけるかと思います。
そのため,まずは配偶者ビザの申請を専門に扱っているか確認することが重要です。
国際業務を専門に取り扱う行政書士であれば,「専門性」は高いと予想されます。

上記に関連して,専門性の他に,「行政書士登録年度」から経験値を推察する方法もあります。
配偶者ビザなどの国際業務を専門に扱い,行政書士歴が長い場合には,安心して依頼することができるでしょう。

あれっ,大丈夫かなと思う場合には,専門分野,これまでの経験などを行政書士に思い切って尋ねてみるのも一つの方法です。

②依頼費用が明朗で追加費用が発生しない行政書士がおすすめ

おすすめの行政書士は,配偶者ビザの依頼費用が明確であることです。
反対に,おすすめできない行政書士は,配偶者ビザの申請代行費用が不明確な場合です。
また,配偶者ビザの申請をした後,入管からの追加資料の要求があった際に,追加費用が掛かる行政書士は,依頼費用の総額が不明確であるため,おすすめできません。

事前に依頼費用の総額を明確に示してもらえない場合には,見積書をもらうようにしてください。
また,その際に追加費用の有無についても確認しておくと良いでしょう。

行政書士の報酬は自由化されているため,事務所によって依頼費用は様々ですが,配偶者ビザの依頼費用は,過去に犯罪歴や特殊な事情がない場合には,10万円から15万円くらいが一般的です。

③スケジュールと役割が明確な行政書士がおすすめ

他の行政書士から鞍替えして,当社へご依頼いただくケースで,「なぜ前の行政書士を解約したのか」を尋ねると,スケジュール通りに配偶者ビザの申請が進んでいないという理由を耳にすることが多くあります。

トラブル防止のためにも,配偶者ビザを行政書士へ依頼する場合には,申請までのスケジュールを依頼時に確認してください。

また,スケジュールと合わせて,書類収集などの役割分担についても確認することをおすすめします。
例えば,戸籍や住民票などの公文書は誰が収集するのかという点です。

必要書類は,全てお客様で収集する方法をとっている事務所もあります。
同じ配偶者ビザの依頼費用でも,そのサービス内容は行政書士によって異なります。
それによって,依頼者の方のご負担も異なりますので,配偶者ビザの申請代行を依頼する前に,申請までのスケジュール,書類収集などの役割分担を明確にしておくことをおすすめします。

④外国人配偶者にも母語で説明できる行政書士がおすすめ

日本人配偶者が行政書士へ依頼しても,日本語がわからない外国人配偶者は不安なものです。
また,入管へ書類提出してからも,配偶者ビザに関する実態調査を入管から受ける可能性もあります。

そのため,入管へ提出する書類については,日本人配偶者のみならず,外国人配偶者も理解しておくことが重要です。

もちろん,上記は口裏を合わせるという意味ではなく,日本人配偶者,外国人配偶者のいずれもが記憶を整理しておくことが重要という意味ですので,誤解がないようにしてください。

そのような観点から,外国人配偶者にも申請内容を母語で説明してくれる行政書士事務所をおすすめします。
加えて,外国人配偶者への質問,必要書類についても,母語での対応が可能なため,スムーズに配偶者ビザ申請をおこなえることも,おすすめする理由の一つです。

⑤国際結婚手続きにも精通している行政書士がおすすめ

まれに「〇〇国の配偶者ビザの申請経験はありますか?」とお尋ねいただくことがあるのですが,配偶者ビザの申請自体は,どこの国でも変わりません。
言い換えると,たとえ〇〇国の配偶者ビザ申請の経験がない行政書士が手続きを行っても,ビザの審査結果には全く影響はありません。

これと比較されるのが,国際結婚手続きです。
配偶者ビザ申請は国によって手続きは異ならないのですが,国際結婚手続きは国によって,手続きの内容が大きく異なります。
そのため,結婚手続きがまだ完了していない場合には,その国の国際結婚手続きに精通している行政書士へ依頼することは重要です。

なお,日本人との国際結婚の前例が多い国にあっては,国際結婚手続きをご自身でできるケースもあります。
他方で,日本人との国際結婚の前例が少ない国の場合には,配偶者ビザ申請をする前に国際結婚手続きで躓いてしまうことも少なくありません。

そのため,結婚手続きが完了していない場合には,国際結婚手続きにも精通している行政書士へ依頼することをおすすめします。
国際結婚手続きに精通している行政書士であれば,配偶者ビザ申請だけを依頼しても,結婚証明書などの見本など,具体的な必要書類を明示してくれるはずなので,依頼者にとっては大きなメリットになります。

⑥入管へのビザ申請もしてくれる行政書士がおすすめ

配偶者ビザの申請書類は作ってくれるけれど,入管への申請は自分で行わなければならない場合には,依頼をおすすめしません。
なぜなら,国際業務を専門に扱う行政書士であれば,入管への申請は必ずと言っていいほど対応しているからです。

入管にビザ申請ができる行政書士を申請取次行政書士と言います。

日本行政書士会連合会が主催する出入国管理に関する研修を受け,さらに効果測定と呼ばれる試験を受けて合格した行政書士のみが登録ができる制度になっています。

配偶者ビザの申請代行を依頼される際には,その行政書士が申請取次行政書士であるかも確認するようにしてください。

2.行政書士法人第一綜合事務所の配偶者ビザ申請代行業務のご紹介

上記のチャプターでは,おすすめの行政書士について記載してきました。
本チャプターでは,当社の配偶者ビザ申請代行業務について,特徴をご紹介させていただきます。

  • 国際業務を専門に取扱いしており,年間約5000件のご相談をいただいております(弱点は,国際業務以外の業務は取り扱っていないということです…。)。
  • 創業から2万件以上の国際業務に関するご相談実績がございます。
  • 2010年の開業から,国際業務に特化していますので,これまで数多くの配偶者ビザの申請実績があります。
  • 行政書士資格を持つメンバーが10名近く所属しています。また,各案件について必ず行政書士が関与しますので,アシスタント任せということはありません。
  • 配偶者ビザの許可率は98%以上を誇り,不許可になることはほぼありません(ネガティブな事情は,事前に何らかの対策を打ってからビザ申請を行います。)。
  • ご依頼の際には,必ず事前にお見積りをご提示して,お客様ご納得の上で業務を開始します。また,追加費用が掛かることはありません。
  • 配偶者ビザ申請をご依頼の際には,業務開始前に申請日,許可見込みのスケジュールをご提示しますので,お客様も安心して,ビザ申請の準備を進めることができます。
  • 配偶者ビザ申請にかかる必要書類は,取得可能なものは全て当社で取得します。お客様にお願いする書類は,お客様しか取れない書類,例えば在職証明書やスナップ写真などです。
  • お客様のお話をしっかりお伺いします。配偶者ビザ申請については,交際経緯などお客様しか知らない事情が多いため,ヒアリングへのご協力をお願いしております(ヒアリングにご協力いただけないお客様からのご依頼は,責任が持てませんのでお受けできません。)。
  • 英語,中国語,ベトナム語,韓国語に対応していますので,外国人配偶者へのご説明,ご案内が可能です(その他の言語には対応していませんが,翻訳会社と提携していますので翻訳は可能です。)。
  • 国際結婚手続きにも力を入れており,当社で取り扱った国際結婚手続きが,専門の文献にも紹介されています。
  • 交通費は全国一律の3000円です。例えば,当社から福岡入管までは,往復で3万480円の交通費が掛かりますが,お客様は3000円のご負担のみです。遠方のお客様もご利用いただきやすいように,不足の交通費は当社で負担しております。
  • 配偶者ビザの申請は,必ず当社の申請取次行政書士が行います。
  • 海外在住の方からのご依頼については,配偶者ビザ申請の申請代理人の方と当社が直接やり取りを行い,ご負担の軽減を図っています。

3.配偶者ビザの申請代行でおすすめの行政書士のまとめ

本ページでは,配偶者ビザの申請代行でおすすめの行政書士をご紹介してきました。

全国には,5万人弱の行政書士がいます。
インターネットで検索すると,様々な行政書士事務所が出てきますので,何を基準に行政書士を選べばよいか迷われる方も多いのではないかと思います。
同じ行政書士でも,専門も実績も料金も異なりますので,迷われるのも理解できます。

行政書士選びに迷わないためには,何を行政書士に求めるかを事前にお客様で決めていただくことをおすすめします。
ちなみに,当社へご依頼いただいたお客様にアンケートを取ったところ,ご依頼の理由は,専門性と実績に集中していました。

専門性を重視するか,実績を重視するか,はたまた料金を重視するか。
この点は,お客様によって考え方は異なるかと思いますので,行政書士選びの参考にしてみてください。

配偶者ビザの申請は,数あるビザの中でも特に失敗が許されないビザの一つです。
本ページが参考となり,お客様にとってベストな行政書士との出会いに繋がれば幸いです。

この記事の監修者

行政書士法人第一綜合事務所

依田 隼弥

・令和3年度行政書士試験合格
山梨県出身。東京オフィスに所属し,外国人ビザ申請,国際結婚手続き,永住権取得など国際業務を専門としている。

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