2023.06.29 依田 隼弥 配偶者ビザ結婚ビザ国際結婚日本語Q&A 結婚ビザと配偶者ビザの違いとは?国際結婚で取得できるビザの種類と特徴を解説 1.結婚ビザと配偶者ビザに違いはある? これまでに、結婚ビザと配偶者ビザの違いを尋ねられることが何度かありました。 はたして結婚ビザと配偶者ビザに違いはあるのでしょうか。 実は、いずれも国際結婚したことにより取得するビザであり、違いはありません。 もっとも、結婚ビザや配偶者ビザがどのビザを意味するかについては、一方配偶者の方のビザの種類や国籍によって異なります。 例えば、日本人と結婚した場合には、日本人の配偶者等というビザ、永住者と結婚した場合には、永住者の配偶者等というビザという具合に、結婚ビザや配偶者ビザといっても、実際に取得するビザの名称は異なることがわかります。 つまり、結婚ビザや配偶者ビザと言われるものは、国際結婚をすることによって取得するビザの総称であって、具体的なビザの種類は、一方配偶者のビザや国籍により異なるということです。 次の章では、国際結婚の組み合わせと取得できるビザの種類をみていきましょう。 2.結婚することで取得できるビザは意外に多い!? 2026年現在、入管法には大きく分類すると、33種類のビザがあります。 さらに、その中の1つである特定活動ビザでは50種類以上に、定住者ビザも8種類に分類されています。 ここでは、国際結婚をすることによって、取得できるビザをみていきます。 配偶者の属性 取得できるビザ ① 日本人 「日本人の配偶者等」 ② 「永住者」 「永住者の配偶者等」 ③ 「就労ビザ」「留学ビザ※1」 「家族滞在」 ④ 「定住者」 「定住者」 ⑤ 「特定活動」 「特定活動※2」 ※1 但し、基準省令第1号ハは家族滞在ビザの対象になりません。 ※2 但し、特定活動告示3号、4号、7号、18号、19号、23号、24号、30号、31号、38号、41号、45号、47号、52号、54号、57号のいずれかに該当する場合に限ります。 上記の表からもおわかりのとおり、国際結婚をすることで取得することができるビザの種類は多岐に亘ります。 (1)日本人と結婚した場合(日本人の配偶者等) 例えば、一番よく耳にする「配偶者ビザ」は、①の日本人と結婚した場合の「日本人の配偶者等」というビザを指すことが一般的です。 このビザは就労制限がないため、どのような職種であっても日本で働くことができるという特徴があります。 また、将来的に「永住権」を申請する場合、通常の申請より要件が緩和されるというメリットもあります。 永住権申請のハードルについて詳しくは日本人の配偶者・永住者の配偶者ビザから永住権を取得する方法…