採用情報

RECRUIT

2022年
第一綜合グループ
新入社員研修制度

2022年度の新人合同研修の内容についてご紹介します。

2020年から開始した新人研修ですが,今回が3回目の実施となりました。
研修の実施内容は,過去2回の内容をベースに,実施後の受講者側と講師側双方の意見を聞きながら,毎年ブラッシュアップしています。

今回の受講者は,少し先に入社したメンバーと,4月1日付の入社メンバーを合わせた総勢6名。今年は,4月から東京オフィスを開設することもあり,東京採用メンバーも大阪に集合しての研修実施となりました。

研修講師は,代表の若松の講義を皮切りに,幹部を含めて既存スタッフが各担当コマを受け持ち登壇しました。昨年の新人研修では受講者側にいたスタッフも,1年経って今回は講師側で講義をするようになり,力強く育ってくれています。

講義内容も幅広で,当社の企業理念・行動指針から始まり,士業者としての心得・学習方法,ビジネスマナー,ハウスルール,国際行政書士業務におけるカテゴリー毎の実務研修,などなど。昨年好評だったグループワークももちろん継続実施しました!

教える側も受講する側も熱量高く研修が進み,昨年にも増して新入社員同士の活発な意見交換や議論が行われたことで,同期(仲間)意識の醸成が見られました。
また,多くの既存スタッフが講師として登壇したことで,新人と既存スタッフとの距離感もグッと縮まり,新人研修終了後に実務に入った際も,コミュニケーションが円滑に進むなど,単なる知識供与だけでは終わらない,実りの多い新人合同研修となりました。

今回受講した新人6名については,今後も苦楽を共にする同期だからこそ,仲間意識を強く持って,苦しい時には支え合い,時には良きライバルとして,日々研鑽していってもらいたいと思っています。

2022年の研修は
こんな内容でした

研修の様子1 研修の様子2 研修の様子3
  • 経営理念・行動指針
  • どんな組織を目指しているか
  • 第一綜合グループの社員としての心構え
  • 2021年の実績
  • 5ヶ年計画
  • 今後の展望
  • 自己紹介(入社動機,研修における自己目標発表)
  • 他己紹介(自分以外の受講生の紹介)
  • 1年後の目標発表
  • グループワーク
  • 歓迎会
  • 行政書士としての心構え,学習方法
  • 社内全体・部署内のルール説明
  • 社会人に求められるスキルとマナー
  • 入管業務のはじめの一歩
  • 在留資格別の申請業務
  • 入管実務研修
  • 帰化実務研修
  • 理解度テスト
  • 大阪出入国在留管理局の見学
  • 配属先発表
開催日時 ① 2022年3月24日(木)~25日(金)【通所研修】
② 2022年3月26日(土)~28日(月)【宿泊研修】
開催場所

①通所研修場所 かなえ経営株式会社 8階貸会議室
大阪市北区東天満1-10-12 エル・エスト不動産天満ビル8階

②宿泊研修場所 ホテルフクラシア大阪ベイ
大阪市住之江区南港北1-7-50

参加者 2021年11月・2022年1月・2月・4月入社の社員6名(各2名・1名・1名・2名)
講師 第一綜合グループ
代表    若松 直
理事    辻井 勘普
東京支店長 冨田 祐貴
業務部長  松中 崇晴
業務部課長 渡邉 直斗 他

全体スケジュール

スケジュール

研修スケジュール

日程 実施項目
1日目
  • ・第一綜合グループを知る
  • ・業務部ルールを知る
  • ・第1回グループワーク
2日目
  • ・事務ルールを知る
  • ・第一綜合グループのルールを知る
  • ・社会人に求められるスキル・マナーを知る
  • ・第2回グループワーク
3日目
  • ・業務部実務研修(入管の基礎)
  • ・業務部実務研修(日本人の配偶者等)
  • ・業務部実務研修(経営・管理)
  • ・業務部実務研修(技術・人文知識・国際業務)
4日目
  • ・第3回グループワーク
  • ・業務部実務研修(永住)
  • ・業務部実務研修(帰化)
  • ・業務部実務研修(特定技能)
  • ・歓迎会
5日目
  • ・第4回グループワーク
  • ・研修テスト
  • ・大阪入管見学
  • ・配属先の発表
研修の様子1 研修の様子2 研修の様子3

参加者の感想

参加者の感想

受講者

入社前のビデオ研修はどうでしたか?

参加者の感想
  • 実務で頻繁に触れることになる在留資格について,重要なポイントを実務に即して教えていただき,とても勉強になりました。自学ではイメージできなかった点も,実務とのつながりを示していただいたことで非常に充実した内容でした。
  • ビザ申請全般の知識がない中での入社だったので不安もありましたが,事前に広く学べる機会があったのは入社してから困ることが少なかった理由の一つだったと思います。
    そもそも,どう勉強するのが正解かもわからなかったので読み物以外の勉強方法というのもあってよかったです。
  • 自分の好きな時間で受講できるのも仕事をしていた身からすると有難かったです。
  • 実務を教えてもらうにも用語や概要が理解できていないと何のためにするか分からなくなってしまうため,今後も入ってくる人には是非見ていただきたいです。
  • 国際業務における基礎となる入管法について,在留資格ごとに要点を絞った研修内容だったので,法的業務未経験の私でも抵抗感少なく内容をインプットすることができた。また,法的知識だけではなく,各在留資格での実際のケースを一緒に紹介してもらうことで,インプットした法的知識をどのように利用して業務を進めていくのかを知ることができ,初学者が自学だけではどうしても理解しづらい大枠を理解することができた。

5日間の新人合同研修はどうでしたか?

参加者の感想
  • 年齢や背景が全く異なるメンバーですが,仲間としての意識が芽生えたように感じました。実務家としての知識はとても重要ですが,この5日間を通じて結束力が生まれたことは組織にとって大きなプラスになると思います。
  • とても充実した5日間でした!一般の中途採用だと,同期の人と宿泊付研修を通して親睦を深めるという機会はなかなかないと思います。同じ時間を一緒に過ごし,これから一緒に勤務する仲間のことを知ることが出来たと思っています。
  • 受講前は少し不安でしたが,受けた後はその不安が少し自信に変わってきました。これから業務をしていく中での基礎的な部分や,考え方のベースとなる部分を初めに学べたのはとても大きいと思います。
  • 他のメンバーが質問してから自分が分かってないことに気づけたり,新しい発見もありました。
  • 同期内でも多少の入社時期のズレと業務知識に違いはあったものの,5日間を共に過ごしたことによって,同時期に第一綜合事務所に入社した仲間として困ったときは助け合い,また互いに研鑽し合える仲間意識を醸成することができたので大変良かった。

研修を通じて同期のきずなを強くすることができましたか?

参加者の感想
  • 絆を強くすることができたと感じた。要因としては,グループワークと他己紹介でした。グループワークでは研修最後日に発表というゴールがあったため,共に一つの課題を解決しより良いものを作るという共通目標のもと,たくさん意見を出し合う過程でお互いの思考や感覚,性格を知ることができ,かつコミュニケーションを取るにつれてグループワーク以外でもフランクにコミュニケーションを取れるようになり,時間を重ねるごとに絆を強くすることができた。
  • 宿泊研修だったので,研修終了後の時間を有効活用し,ディスカッションを重ねることができました。特にグループワークに関しては,皆で集まって多くの時間を割くことができたので,より一層何か一つやり遂げたという感触がありました。
  • 研修を通じて同期のきずなを強くすることができました。今回の研修は,先輩からの勉強だけではなく,自習時間,休憩時間に同期と話して,同期からも日本の公文書,行政書士の知識も勉強することができました。
  • 他己紹介発表のために設定した場で,全員で多くのことを話し合ったことで,同期メンバーを知る良い機会となりましたし,徐々に同期とも仲良くなることができました。私は行政書士の有資格者ではありませんが,自習時間や休憩時間に同期からも日本の公文書のことや,行政書士の業務知識を教えてもらうこともあり,研修を通じて同期の絆を強くすることができました。6人一緒にプレゼンテーションしたことが忘れられないです。

グループワークのメインテーマに”一体感”を選定した理由は?

参加者の感想
  • 2022年4月から大阪と東京の2拠点に分かれて仕事を進めていくことになるため,今以上に組織のコミュニケーションが大切になってくると考えました。大阪1拠点のみの時は,同じ事務所内で顔を合わせながら仕事ができていたため,情報や感情のズレが少なく仕事ができていたが,これからはリアルタイムで顔を合わせることが難しく,些細なズレが生じやすくなる可能性も否めないことから,東京大阪で一丸となって組織を作っていくことを目指して,「一体感」をメインテーマとしました。
  • 東京オフィスを開設する節目の年である,ということが大きかったと思います。長い間大阪の一拠点でやってきた第一綜合の歴史の中で,組織が初めて分離する年だからこそ,第一綜合グループという一つの組織であることを再度認識し,団結するためにこのテーマを選びました。
  • 5日間研修のおかげで同期の方々と仲良くなりました。しかし,残念ながら研修後すぐに東京と大阪で離れてしまうことを考えるだけでちょっと悲しかったです。但し,離れても同じ会社なので,団結力がないときっとこれからうまく仕事ができないし,離れた状態になるからこそ”一体感”を大切にしないといけないと考え,グループワークのメインテーマに”一体感”を選定しました。

講師からのメッセージの中で刺さったフレーズや,特に印象的だったことは?

参加者の感想
  • 「良い会社に入ろうとしているのではなく,良い会社にしようとしている意思を感じられたメンバーがここに揃っていると思ってください」です。自分がなぜ選ばれたのか改めて若松代表から言語化していただけたことが非常に嬉しかった。その気持ちに応えられるように返していこうと思った。
  • 若松代表が,日本の経済成長鈍化と諸外国の成長の話の中で,「日本の未来にイノベーションを起こす事業にも携わることができる」というお話を聞いて,大きな課題解決に向けた挑戦ができる会社に入社できたことへの喜びとともに,非常にワクワクした。
  • 評価基準に関し,定量評価基準について時間をとって説明していただけたことが印象的でした。自身が目指すべき道に対して細かくマイルストーンが設置してあり,本職登録をまず第一ゴールとして,そこから逆算思考していつまでに何をどうするべきかが明確になっているため,自身への評価に対して逐時足りない点,補わなくてはいけない部分が分かりやすく良かった。
  • 「仕事をした向こう側の人の顔を想像するように」との言葉が,確かにそうだなと改めて思いました。
  • 入社2年目の先輩方が登壇して講義をすること自体にインパクトがありました。一番身近な先輩たちが1年間努力し続けたことで見えてくる景色について教えていただけました。自分たち新入社員も努力を重ねればここまで来られるよ,という道しるべを作ってくださったと感じました。

どんな実務家(有資格者),どんなコンサルタント(その他)になりたいですか?

参加者の感想
  • 依頼者の目線に立って,依頼者の要望に応えられる実務家になりたいです。
  • 知識の量だけではなく,良質な知識のある実務家
  • 人の人生に良い影響を与えられる実務家
  • 数字を残す実務家
  • 自分の経験と学んだ知識を活かして,お客様一人一人に丁寧に対応し,お客様に「安心」「信頼」される人になりたいです。
  • 当社に相談にこられたお客様が心から思っている根本的な悩みに向き合い,ソリューションできる人になりたい。顧客の顕在ニーズと潜在ニーズは必ずしも一致しないことを前提に,ヒアリングによって潜在化しているニーズを顕在化させ,行動指針にもあるように「手続きだけを価値とはしない」顧客の期待値を超えた価値を提供することで,顧客から喜んでいただけるように日々の業務でも意識して自他ともに信頼してもらえるような人になります。

今回の全講義の中で,どの授業が良かったですか?

参加者の感想
  • 「第一綜合グループを知る」が良かったです。これから働く勤務先の会社のビジョン,企業理念,行動指針等について時間をかけて説明していただけたことが良かった。自分がどのようなポジション,将来像,未来を描いて仕事に取り組めば良いのかを理念や指針と絡めて具体的に資料にして可視化していただけたので,入社前の段階で自分の進むべき道を明確に示してくれたこの講義は,かけがえのない時間であったと感じました。
  • 全ての授業がよかったです。中でも「業務ルールを知る」の講義が良かったです。お客様へ送付する書類への細やかな気遣いや,電話対応の講義を受ける中で,お客様にどのような印象を与えるのかを考えながら仕事をすることの大切さを改めて実感することができました。これからも細かな部分まで気を付けて仕事をしていきます。
  • 1日目の若松代表の講義は,これから第一綜合グループの一員として頑張っていこうと思える貴重な時間でした。また,2日目の事務ルール,社会人に求められるスキル・マナーは,勤務するにあたり基本を確認する良い機会で した。さらに,業務部実務研修では主要在留資格について一通り学ばせていただき勉強になりました。最後のテストでは知識の確認,グループワークでは同期との絆を強める良い機会でした。どの授業も有意義なものだったと思います。選べません!

通常勤務が始まってから,“研修があってよかったな~”と思うエピソードがあれば教えてください。

参加者の感想
  • 研修を通じて事前にメンバー同士のコミュニケーションが図れたことで,スムーズに業務に入れたことが良かったです。また,エピソードではないかもしれませんが,今後こういう時間はなかなかないと思うので,研修をやっていただいたことそのものがありがたかったです。
  • 同期の仲間がいろんな形でそれぞれ頑張っている姿を見て,良い刺激を受けています。
  • 入社するまでは,留学ビザと自分のビザ申請以外やったことがなかったのと,日本の公文書も住民票以外全く見たことがなかったため,研修無しでいきなり実務に入っていたら,絶対に不安だったと思います。
  • ビジネスマナーについては,なかなか自分から学ぶことがないため,改めて教えてもらうことによって,自分が知らない点や出来ていない部分に気付く良い機会であり,襟を正す良いキッカケとなりました。

入社前に不安はありましたか?

参加者の感想
  • 外国人の私にとっては人間関係等うまく馴染めるかどうか,については不安がありました。ただ,実際に入社すれば分かりますが,人間関係に恵まれた職場だと思います。研修前でも大分慣れていましたが,受講中は同期の新入社員だけでなく,先輩社員方にもお話を伺ったり,普段なかなかできない雑談の機会もいただきました。本当に国籍や年齢性別関係なく,みんなで同じ目標に向かって頑張れる環境だと再確認することができました。
  • 新しい会社に馴染めるか不安でした。しかし,同期のメンバーや先輩方と研修を通して話す機会があり,安心して勤務初日を迎えることが出来ました。
  • 面接の回数も多く,入社前と入社後のギャップはそこまでかけ離れてはいなかったです。そのため不安は少なかったですが,新しい環境となるのでどんな人がいるのかは不安になっていました。しかし,いざ蓋を開けると皆さん優しく色々なことを教えて頂けたので感謝しています。
  • 対人以外の部分で心配だったのが知識量でした。内定から入社までの日数が浅く,走りながらの勉強でしたが丁寧に研修までして頂けたので差を感じたりなどの不安は完全に払拭されました。
    ここからは自分次第と感じています。

その他,メッセージがあれば教えてください。

参加者の感想
  • このような研修の機会をいただき,ありがとうございました。入社前の研修も含めると多くの貴重な時間を注いでいただきました。感謝してもしきれません。これからの国際行政書士としてのキャリアを通じて,たくさんの恩返しをしていきたいと思っています。
  • 研修では多くの学び,経験をすることが出来,有意義な時間でした。研修に備えて,沢山話し合い,準備されたかと思います。次回の研修の頃には成長した自分が新人のみなさんをあたたかく迎えられるよう日々努力していきます。ありがとうございました。
  • 懇親会後の二次会で色々な話ができたのもよかったです。みんなで夜中に食べたカップラーメンがおいしかったです。
  • 日々の忙しい業務と並行して何ヶ月も前から会社の皆様で企画して頂いたこの新人研修に参加できたことで,同期との多くのコミュニケーションも取ることができ,多くの学びを得ることが出来たと感じております。研修期間中に発表した一年後の自分のビジョンに恥じぬようにこれから頑張っていこうと思います。最後に改めて5日間という貴重な研修どうもありがとうございました。
  • 5日間の研修,本当にありがとうございました!お陰様で日常業務中の知識点の復習ができました。また実務に反映させ,頑張っていきたいと思います。

講師(2年目社員)

昨年度は受講生としての参加でしたが,今年は講師として登壇してもらいました。新人メンバー相手に登壇したことによる気付きと学びについて教えてください。

講師(2年目社員)の感想
  • 講義実施に向けて担当分野を見直すことで,法制度の理解がより正確になったと実感しています。講義方法は,受講者の理解度を図る目的で,こちらから一方的に話す形式ではなく,受講者に多く質問をしながら双方向で実施する方法を選択しました。結果,受講者の経歴,年齢,国籍等は様々でしたが,受講者毎の習熟度や得意分野を知ることができ,私自身も楽しむことができたので良い経験になりました。
  • 準備段階において,任された科目の何をどう伝えるかを考える過程で,自身が基本書や実務で学んだことを復習することで,自身の思考整理と弱点にも気付くことが出来ました。また,元塾講師経験者として,受講生の表情や手元を見ながら話すという当たり前のことが出来なくなっていたことへの驚きとともに,限られた時間内で伝えたいことを分かりやすく説明することは難しいということを改めて再認識しました。